年齢を重ねてくると旅行に行きたくても、行きたいところがあっても、一緒に行く人がいない問題が発生する。
そこで出てくる選択肢がひとり旅なんだが……
ひとりで行くほどじゃないし
行きたいけど気が進まない
などなど、ひとり旅には興味がっても足がなかなか踏み出せない人も多い。せっかく休みを使うのに、お金を使うのに、失敗したくないもんね。
だからそんな時に、
こんな記事あったらいいな
と思えることを体験者目線で書いていくことにした。
ガチで100%体験したことしか書かないから、ぜひともひとり旅を始めるきっかけに参考にして欲しい(*^▽^*)
ひとり旅のメリット
行けると思ったときにすぐ行ける
友達と旅行に行くときにまず出てくる日程調整の壁。
仮に一緒に行くことができたとしても、1か月先や2か月先なんてザラにある。特に平日休みと土日休みの組み合わせだと調整は困難だ。
ひとり旅だとまずこの壁がクリアだ。
「あ~なんか京都にでも行きたいなぁ」
よっしゃ週末に行ってくるか!!
とまぁ、思い立ったときにすぐ行動に移せて、モチベーションを保ったまま旅行に行くことができる。
ひとり旅の特徴は
自分さえよければそれでいい。
これが旅行の計画をこんなにもカンタンにさせてくれるんだ。
予算調整も思うまま
夕飯はいいものを食べたいけど昼飯は普通でイイ!
メシに金をかけたいけど観光にはお金をかけたくない!
どこにお金をかけるのか、何になら気持ちよくお金が出せるのか、それも人それぞれだと思う。
ひとり旅だと予算の調整も思うままなんだ。
友達と旅行に行って、
「昼飯にはお金をかけるから朝はコンビニな!」
「観光地とか見るだけでイイから料金は払わないよ」
なんてなかなか言えないよね。
逆に相手が、
メシはどうでもイイから思いっきり買い物がしたい
って思うかもしれないしね。
ひとり旅は自分さえよければそれでいい!!
だから自分の財布と相談しながら、どこにどうやってお金をかけるのかも自由自在で操れるんだ。
気まぐれで寄り道できる
旅行中に行きたいところを見つけたとき、そこが少し遠いところだったとしても勝手に予定の変更ができる。
ひとり旅は自分さえ良ければいいんだ。
また、宿への戻りがどんなに遅くなろうが、朝の出発がどんなに早くなろうが、誰にもなんにも文句は言われない。
車でドライブしているときに
「すげぇ景色だな」
そう思って車を止めて写真を撮りたくなるときってあるんだよね。でも相手がいるとやっぱり気を遣っちゃう。
いちいち車を止めたくないとか、それよりも早く行きたいとか、そもそもいい景色だとも思ってないとか……
そう思ってるんじゃないかって。
表情を伺うこともせずに、自由に旅の組み立てができることはひとり旅の大きなメリットだね。
出会いがある
やらしい意味じゃなくてね。
ひとり旅って普通に出会いがある!!
ほんとうの話、僕はひとり旅をしているときに、よく旅人や地元の人たちに声を掛けられるんだ。
「どこから来たの?」
「もしかして○○に行くのかい?」
などなど。中には話に盛り上がりすぎて、夜になってから一緒にお酒を飲みに行ったこともあったよ(笑)
でも、コレ、
行く場所によってかなり変わる。
僕もいろいろなところに行ったけど、京都の寺社巡りをしたときや札幌観光をしたときには声なんかは掛けられなかった。
話しかけられる場所の共通点は、
メジャー過ぎないところの観光地であること。
親近感なのかな、やっぱり観光客のすくないところでカメラをぶら下げている人見ると「おっ旅人なのかな」って思うかもんね。
だから人との出会いを楽しみたい人は、メジャーな観光地は避けて旅行の計画を立ててみよう!
ちなみに僕はローカル線が好き。
電車乗っているとね、地元の人にとって僕はふだん見ない顔なワケよ。だから知らない顔ってだけで旅人だと分かるみたい。
「お兄さんどこの人?」
そう笑顔で話しかけられることが堪らなく楽しいんだよ(*^▽^*)
日常から離れられる
ま、これは一人じゃなくても同じだけど。
とにかく非日常っ!!
車窓から見る景色、駅のホーム、街の人々、商店街……もうね、すべてが初めてですべてが新鮮なんだよね!!
自分がこれまで知らなかったチェーン店に出会ったり、テレビでしか聞いたことのない方言を聞いたり、街を歩けば何かしらの新鮮にぶつかることができる。
これは旅の醍醐味だね。
ひとり旅のデメリット
費用が高くなることがある
予算調整が自由にできるのがひとり旅だけど、やりたいことによって費用が高くつくこともあるんだ。
宿の宿泊代、ツアー料金、イベントの参加費などなど。
カラオケ店とおんなじだよね。大人数の客よりも一人の客のほうが売り上げは少ないから、すこし割高にしているところがある。
値段に気をつけながら旅行の計画を立てることをオススメするよ。
感動を共有できない
「ねぇねぇ!いまの景色ヤバくない!?」
アレッ……
そうか僕ひとりだったんだ……(゚∀゚)
こんなことを経験するかもしれない。
ひとり旅だと、どんなに素敵なことがあってもどんなに美味しいものに出会っても、それを噛み締めることができるのは自分だけなんだ。
でもねぇ言いたくなるんだよね。
「これめっちゃ美味くね!?」
みたいに。
寂しくなる……かも
1泊や2泊なら大丈夫だと思うけど、これがもっともっと続いてくるとさすがに寂しくなってくるんじゃないかな。
実際に旅先で会った人たちも、このことはよく言っていた印象。
「大雨のなか宿について、寒くて疲れ果てて宿もなんか閉鎖的で、無性に寂しくなっだから奥さんに電話した」
旅人は苦笑いしながら話していたんだけどね。こんな状況でも、友達さえ一緒にいれば楽しく塗り替えられる。
ひとり旅は楽しいときは楽しいけどつらいときはつらいんだ!
トラブルのときに心細い
もしも旅先でカバンをひったくられたら、
もしも旅先で財布を無くしたら、
うわああどうすりゃいいんだぁ
こんなとき、一緒に人がいるといないとじゃ大違いだ。
ひとり旅は頼れる人が自分しかいない。だから自分の身の安全はしっかりと自分で守らないといけないんだ。
バイク乗りでね、林道を走る人は「一人で行くな」って言うんだよね。崖から転落したり事故で動けなくなったりした時に誰も助けてくれないから。
ひとりでいるということは、それなりにリスクもあるんだって認識は必要かもしれないね。
ひとり旅は安定している
ひとり旅の特徴なんだけどね、
安定して楽しいってことかな。
友達や恋人同士でいく旅行はたしかに楽しいんだよね。ぶっちゃけ楽しいときはひとり旅よりも楽しい。
でもガマンすることや腹が立つことは、ひとり旅よりも多い。
つまりね、安定しているんだ。
ひとり旅は、爆発的に楽しいことも無ければテンションを下げる出来事も無い。安定した楽しさを求めるにはもってこいな旅行のしかたなんだ。
もうひとり旅を始めて5年経つけど、この安定した楽しさが崩れたことは一度たりともないんだよね(;´∀`)
まとめ
ひとり旅って一見ハードルは高そうだけど、
「俺はいい、合わない」
「ひとりで旅行に行く意味」
そう言っていた人たちが、
たった1回のひとり旅をキッカケにハマっていく姿も見てきた。
あれだけ頑なに拒否してたのに……(゚∀゚)
だからさ、なにが言いたいかって、
1回行ってみて考えましょうよ!!
ひとり旅は正直、やってみないと分からない。自分に合わないと思っていても意外とハマることもある。
それに、ひとり旅ができるようになると、ぼっちな毎日にちょっとした楽しみができるぞ(*^▽^*)
旅行に行くまでのワクワク感も旅行の醍醐味だからね。