そもそも節約とはどんな意味か。
無駄をはぶいて、切り詰めること。
引用:大辞林 第三版
ムダをはぶく。これが本来の節約の意味になる。
そしてこの記事の結論を先に言うと、
行き過ぎたツライ節約は、
ムダじゃないものもはぶく。
しまいには不幸になる可能性がある!!
ちなみにこの記事では、僕が好き勝手いうだけで具体的な節約方法については何も説明しないよ(゚∀゚)
実用的な節約方法を求めている人のチカラにはなれない。スマン。
年間50万円節約するぞ計画で挫折
たった50万円かよ……って思ったかな?
違うの、これ超大金だったのよ。なんせ大学生の頃の話だからさ。僕は大学生の頃、貯金と言える貯金はほとんどなかった。
しかし、周りの人から話を聞いて驚愕……
同年代なのに、バイトだけで20万とか30万とか貯めてんだよ!
僕は4000円くらいしかないのに(;´∀`)w
それでなんとなく貯金をしようと思ったの。
とりあえず目標は50万だ!!
って感じでね。
始めたばっかりのときは、そりゃあもう楽しかったよ。だって自販機で缶コーヒーを我慢するだけで120円が浮くんだもん。
1日2本を我慢すれば年間4まんえん??ファーww
とまぁ順調な滑り出しだった。
しかし、学校やらバイトやら、1日中を外で過ごしていると金を使う機会が必然と増えるんだな、これが。
交際費でツライ節約をしてみた結果
大学には2人だけ、僕と仲良くしてくれる友達が大学にいた。
すくねー( *´艸`)wwぷぷ
そしてたまに大学生らしく、外食に行ったりカフェに行ったりはしてたんだ。
カフェって高いんだね、だいたいドリンクの単価が400円くらいでデザートなんか頼んだら600円はゆうに超える……
いかん、節約できん……
と、そこで僕は考えた。
そこの店の最安値は150円の炭酸水だった。
「炭酸水ひとつ下さい」
「は!?」
まさか、とでも思ったのか。店員より先に友達は聞き返してきた。
「いや、炭酸水好きなんだよ(大嘘)」
不思議そうにこちらを見る友達を、スルーするようにして僕は炭酸水を受け取り席についた。
ウエッ……
買ってみたはいいものの、マズイ……
だって炭酸水なんて普段飲まないもん、甘いの好きだし。
そしておかわりも金がかかるから、チビチビと飲んでいく。
「おかわりする?」
「ゆっくり飲むの好きなんだよ(大嘘)」
結局、飲みたくもない炭酸水を1時間かけて飲み続けたんだ。
しかし僕はやめなかった。
そのつぎも、そのつぎも、そのそのつぎも、カフェに行ったときは炭酸水を無心で注文し続けたんだ。
そしたらさ、学校が終わってからのカフェがあんまり楽しくなくなっちゃったんだよね。
このとき僕は、
無駄をはぶいて、切り詰めること。
引用:大辞林 第三版
節約について大きな勘違いをしていたんだ。
金をなるべく使わないようにすること
このくらい浅いところで節約をやろうとしていた。
そして、ムダではないコーヒータイムを削って、楽しい時間を削って、150円というお金を不必要な炭酸水に使ってしまったんだ。
旅行でツライ節約をしてみた結果
そもそも節約してるなら旅行なんて行くんじゃねぇよ!!
ってツッコミは勘弁してね(笑)
旅行に行ったときも変に節約グセが付いちゃってね、うまそうなメシ屋を見つけても値段を見て入らなくなっちゃったんだよ。
「あ、行ってみたい」
そう思った博物館も、お寺も、入場料がかかるなら全部スルーした。
バカみたいでしょう?
旅行から帰ってきて成果はでたよ、モチロンね。
予算の4万円より大幅に出費を削ることはできた、たしか3万円ちょっとしか使わなかったと思う。でもさぁ、3万円のほとんどが食費と交通費なんだよ。
なにしに行ったの?ww
って言ってやったわwじぶんに。
どうやら僕はケチケチしたばっかりに、旅行本来の価値までを無くしてしまったみたい。
3万円……無駄遣いになっちゃったよね。
節約っていったい……なんだろうか
言いたいことは、
行き過ぎた節約は、お金を使う本来の価値を無くす可能性がある。
ってことだ。
ここで改めて『節約』の意味を見てみよう。
無駄をはぶいて、切り詰めること。
引用:大辞林 第三版
自分にとっての“ムダ”
それがいったい何なのか、まじまじと考えてみるとイイかもね(*^▽^*)