8月のお盆シーズン、青森県から下道で「ライダーハウス風来坊」へ向かった。ただ、ナメてかかったわ。
青森からだと、めっちゃ遠い……( ;∀;)
ライダーハウス風来坊は裏磐梯と呼ばれる地方に位置しており、標高が800~1000mと高い場所にある。
山の中にある自然あふれたライダーハウスなんだ。
結局僕が到着したのは20時手前。
遅くなったことを申し訳なく思いつつ、入口のベルを鳴らす。すぐに優しそうな男性のオーナーさんが出てきた。
「お疲れ様です」
チェックイン
写真は暗くて撮れなかったため翌朝のを貼っておく。
ライダーハウス風来坊の料金は1000円。1000円で屋根のある場所に寝られることが、疲れた旅先だと余計に嬉しい。
受付でカンタンな説明を受け、料金を支払う。実は3回目の利用だった僕、それを言おうか迷ったが、夜遅くなったことが気まずく断念。
普通ならこのあと近所の銭湯に行くんだけど、さすがに着くのが遅すぎたわ。銭湯は20時閉店らしい(;´∀`)しかし、300円でお風呂の利用もできるということで、僕はお風呂を使わせてもらうことにした。
ここライダーハウス風来坊は、「おやど風来坊」という民宿も一緒に営業されているため恐らくそのお客さんのための風呂なんだろう。
しかし300円は安い、安すぎる。
助かった……
晩御飯は見ず知らずの旅人と
お風呂に入ってサッパリした後は、コンビニで買った夕食を食べることに。
翌朝の写真で申し訳ない。
奥に見える小さな小屋が僕の泊まるところだ。実はあれ、ワカサギ釣り用の屋形船らしくて、11月になると桧原湖上に浮かぶんだとか。
さすがに裏磐梯では、ツーリング客も10月いっぱいまでなんだろう。
手前のパラソルでは既に3人の人たちが談笑をしている。この人たちはきっと初対面……おそるおそる近づくと。
「一緒に食べませんか?」
ラッキー。向こうから優しく声を掛けてもらえた。もちろん僕は「ありがとうございます」とこたえ、輪の中に入った。
一緒にご飯を食べたのは僕を含めて4人。イケメンな30代男性と50代のご夫婦、イケメンさんとご夫婦は初対面らしい。
ここから飲み会がスタート。
どうやら夫婦は名古屋から来ているようで、2人とても仲が良いようす。イケメンさんは石川県からきたとのこと。遠いなぁ。
「豪雪はほんとに参った」と地元ならではのお話をしてくれた。
もうそこからは何を喋ったのかも分からないくらいに色んな話をした。20代と30代と50代、住んでいる地方もバラバラなのに……
ここまで盛り上がんのかってくらい、時間を忘れておしゃべりを楽しんだんだ。
夫婦はお城が好きなようで会津若松の鶴ヶ城について熱く語っていた。イケメンさんはオフロードが好きなようで、四国にある剣山スーパー林道の話をしてくれた。
僕は自分がしたい話をしたいだけした。
そんなことを繰り返しているうちに時間は0時前……( ;∀;)
楽しい時間はいつもあっという間だ。僕らは「おやすみなさい」と互いに挨拶を交わして、別々の小屋に戻っていった。
ライダーハウス風来坊について
ライダーハウス風来坊は食事のスペースが外に設けられ、寝床も相部屋で雑魚寝をするスタイル。
つくりからして、ライダー同士がコミュニケーションが取りやすいようになっているんだ。旅の話に華が咲いて楽しい夜になる、それがライダーハウス風来坊の魅力だね。
繁忙期にはたくさんのお客さんで賑わっているよ(*^▽^*)
最後まで読んでくれてありがとう(*^▽^*)