
『旅先に出会いあり』なんてよく聞くけど、大抵が友達と来ていたり各々楽しんでいたりして、「本当に旅先に出会いなんかあんのか」って思ってた。
そう、ライダーハウスに出会うまでは(*^▽^*)
23歳のころかな、友達とツーリングをしたときにライダーハウスを利用してから、その暖かさにどっぷりとハマってしまった。
てなワケで、日本一心暖まる宿『ライダーハウス』の魅力について実体験をもとに紹介していきたい。
ライダーハウスとは?
そもそもライダーハウスとは何なのか。そこから説明をしていこう。
ライダーハウスはその名の通りでライダーにとって旅先の家みたいなもの。主にバイクや自転車で旅をしている人に対して、宿の提供をしてくれる簡易的な宿泊所だ。
宿を探す旅人たちに理解のある施設で、それもそのはず。かなり高い確率で、ライダーや旅人の経験がある宿主が運営しているんだ。
1泊辺りが格安であるなど、他の宿にはない特徴がライダーハウスにはある。
「それって、ライダーじゃないと利用できないの?」
非常によくされる質問だが、回答としては
利用できるときとできないときがある
これが適切な回答かと思う。
ま、その辺は記事の後半で詳しく触れてみるね。
それではライダーハウスの知識を深めていこう!まずはライダーハウスのイロハからだ(*^▽^*)
ライダーハウスってどこにあるの?
ライダーハウスは知名度がそんなに高くない。まぁそれもそのはずで、宿泊検索サイトなどにもライダーハウスは掲載されていない。
しかしライダーハウスは、北は北海道、南は鹿児島まで存在しており大型連休には多くの旅人たちで賑わいを見せている。
特に北海道は“ライダーの聖地”と呼ばれ、道内だけで約70ものライダーハウスが運営されているんだ。
そのほかにも青森県や長野県など、自然がたくさんあってライダーに人気の地にはたくさんのライダーハウスが運営されている。
ライダーハウスの利用方法
ライダーハウスは宿泊検索サイトでは出てこない。そのため、自分で探して直接電話をするのが最もスタンダードな予約の仕方だ。
僕がライダーハウスを利用するときに【はちのす】を使っている。
ライダーハウス口コミサイト【はちのす】では、住所や料金、近隣施設などが記されている。予約の電話番号も掲載されているので【はちのす】さえ使えば全国のライダーハウスにコンタクトが取れる。
リアルな口コミが見られるから参考にしよう。
実際に青森県のライダーハウスで「本当に楽しかったです」と言ったら「あ、はちのすに書いてもらえると有難いです」ってオーナーさんに言われたことがある。
僕ら旅人だけじゃなく、オーナーさんからも【はちのす】は頼りにされているみたいだね(*^▽^*)
ライダーハウスの利用料金
概ねだけど、0~4000円の間にまとまっている。
「0えん?なんだそれ」
これがあるんだよ、0円のところが。500円のところもあるし1000円のところもある。これがライダーハウスの魅力でもある。
ライダーハウスは「金儲けでやろう」と思っているオーナーさんなんてほとんどいない。純粋にライダーや旅人のことを応援してくれているから、この値段で宿を提供してくれるんだ。
ライダーハウスは優しさが塗りたくられた施設なんだ。
一般的な金額をいうとすれば、だいたい1000~2000円くらいかなぁ。まあその土地によるんだけど。
設備についてはこのあと説明をするけど、これだけ安いんだから普通のホテルのつもりで行くと失敗するかもしれないよ。ライダーハウスを利用するのに、快適な寝室などは求めないほうがいい。
ライダーハウスの設備について
ライダーハウスは基本的に
屋根のある場所を借りに行く
こういう認識で利用したほうが良いかもしれない。その代わりにあの破格で泊まらせてもらえるんだ、と。
しかしライダーハウスでも2000~4000円クラスになると、寝具が付いていたり朝食が付いていたりする。これといった決まりが無いから、やはり場所によって様々だ。
あとはオプションかな。プラス300円で寝具が付いたりプラス500円で朝食が付いたり。
もっと面白いところだと、洗濯機と乾燥機を300円で貸してくれたり、1000円払えばみんなとバーベキューができたり、中にはご厚意で朝食を作ってくれたり……
さて話を戻して……
ま、基本的には寝具を持参したほうが良いよ。ホテルを利用するワケではないから何でも気軽にレンタルできるとは思わないほうが良い。
寝具がないと床が硬くて眠れないこともあるぞ(;´∀`)各ライダーハウスの基本情報で確認するのが良い。
ライダーハウスはライダー専用なのか?
「ライダーじゃないと泊まれないの?」
と、疑問を持つ人は良くみかける。
そしてこれに対しては、ハッキリとした答えが無いんだ。結局のところライダーハウスはそのオーナーさんが全てを決めるから。
「ウチはライダーだけだよ」
と言われるかもしれないし
「どうぞどうぞ」
と言われるかもしれない。
実際に、僕が利用した長野県のライダーハウスでは徒歩客がいた。そのときは駅が遠いからと、オーナーさんがわざわざ車で迎えに行ってたよ。
優しすぎるだろ……
まぁそんな寛容なオーナーさんがいることは事実。だからさ、興味があったら1度連絡してみるとイイ。
「ライダーハウス」という名前に屈することなくね(*^▽^*)
ライダーハウスをひとり旅にオススメする理由
ライダーハウスの理解は深まったかな?
じゃあ、いよいよ本題。ライダーハウスの何がいったい魅力的なのか、何が心暖まるのか、その真意をお話しする。
なんといっても安い
1泊ならまだしも、宿泊を重ねる旅になると宿泊費がネックになる。
その点、ライダーハウスは1000円や2000円で宿泊することができるから旅人にとってはありがたい存在だ。
1週間以上旅をするのに、毎回のように5000円や6000円を払っていたら大変だもんね……。
また、石川県の能登半島や長野県の蓼科など、観光地にたつライダーハウスでも例外なく格安で宿泊ができる。
僕は何日かかけて旅をするとき
「やべぇライダーハウスって最強じゃんか……」
と、いつも思い知らされる。
どこの宿よりも楽しいのがライダーハウス
ひとつ言っておこう。ライダーハウスは基本的に個室が無い。大部屋などで個々に居場所を見つけて寝袋に包まる。コレが基本。
そのため、他人と同じ空間で過ごせられない人にはオススメできない。
ライダーハウスでは、同じ空間にいるから自然と会話が生まれる。
「どこから来たんですか?」
「神奈川県です」
「あ~〇〇峠だ!」
「え、知ってるんですか?」
なんて感じで。
旅人だからひとり客が多く、みんなが一人の状態だから、変に友達同士で固まることはない。だから自然と輪ができやすいんだ。
全員が初対面の輪がね。
そして今日行ったところや明日行くところ、嫁さんのことや家族のこと、地元のことや趣味のこと……
色んな話をつまみに飲んで、その日にしかない時間を過ごすんだ。嫌な部分も見えない旅先の人間関係だからでこそ、気楽で愉快な時間が過ごせるんだよ。
そして翌日には
「お気をつけて」
なんて手を振りながらお別れをする。
これがライダーハウスの魅力なんだ。10代から70代、または80代まで、実にさまざまな場所からさまざまな仕事をしている人とイキナリ旅先で会って話を交わすんだ。
余談だけど、青森県のライダーハウスを利用したときに、オーナーの提案でバーベキューを始めたんだ。宿泊客10人くらいで。
あれは楽しかったなぁ。
ま、翌日大寝坊したんだけど。
まとめ
旅の楽しみ方は人それぞれだよね。ライダーハウスの魅力に共感して、参考にしてくれたら嬉しいですな。
以上、
「日本一心暖まる宿はライダーハウス」
ってことを好きなまま書いてみた。
あ、ついでにライダーハウスの体験談も見てってね(*^▽^*)
最後まで読んでくれてありがとう(*^▽^*)