数年前、四国旅行の帰りに飛行機の中で泣きそうになった。
「仕事行きたくねえ……」
なんで明日仕事なんだよ。前日まで旅行ってどういうことだよ。どんな旅行の計画たててんだよ……。
落差はんぱねぇよ!!
サービス業だった僕は奇跡的に四連休の確保に成功した。四連休はサービス業にとって、滅多に取れない長期休暇だ。
ただ、四連休もあったのに、四日間も休みがあったのに、体感時間は二日間が良いところだった。
休み前の五連勤は十連勤くらいに感じたのに。
楽しいことはあっという間に時間が過ぎる理由
分かってはいることだけど、楽しいことはあっという間に時間が過ぎる。
それはなぜか、結論から先に言う。
楽しいときは時間に意識を向けていないからだ!
学生時代、女子と電車で下校していたときは、十分ほどかかる数駅の区間があっという間だった。(ほんの数回しかなかったけd……泣)
限られた時間の中で精一杯女子にいいイメージを与えようと楽しい時間を過ごしていたからだ。
逆に、イヤな先輩と電車に乗っているときは、寝台列車に乗っているのかと思うくらい、長く長く感じた。
「早く駅に着かねぇかな(-_-メ)」
って常に車窓と車内アナウンスに意識を向けていたんだ。
「お前話きいてねぇだろ!」
「ヒエッッ……」バレたー(´゚д゚`)
見透かされて怒られることもあった。
だったら楽しいときにも時間をチェックすればいいんじゃないか?
なんだ簡単じゃないか。
って思った人いるかい?
ハイ(^O^)/
これ、めっちゃ難しいぞ。
ぜひ成功したら教えてくれ!!
難しいというよりもほぼ不可能なんだ。
楽しいことをしているときに、時間に意識を向けてしまっては、
楽しいことにまず集中できない!
むしろ、時間に意識を向けすぎたばっかりに、楽しい時間はつまらない時間になってしまうんだ。
そして体感時間は長くなる。楽しい気持ちと引き換えにね。
どうやら、
つまらない時間=長い
楽しい時間=短い
これはもうセットのようなもので、離そうにも離れない決まりごとのようだ。
マックでも、ハンバーガーセットにフルーリーはつけられないでしょう?そういうことだ。
分かりにくいね……
つまらない時間を大量に欲しいのか?
楽しい時間が過ごせたのなら潔く、短い時間を受け入れる。
だってセットなんだもん。
時間が短くなることに抵抗はあるよな、モチロンそりゃぁ長いほうが良いもんな。分かる分かる。
でも、
つまらない時間が大量にあっても、欲しいと思うかな?
楽しい時間を過ごせているぶん幸せなんじゃないか。
僕は小さいころ、悪いことをしたときは決まって父親の部屋で正座をさせられた。このときは一分が経過するのもメチャクチャ長かった。
あれを体験するくらいなら、体感時間がいくら短くても楽しい時間のほうがマシだなあ(;´∀`)
まぁ何が言いたいかって……
時間が短く感じるほど楽しいなら幸せじゃん!!
ってこと。