社会人になってから時間がたつのが早い……
そんなことを感じることは無いかな?
若かりし頃は、
「この時間が永遠にある」
大げさに言うとこんなことまで心の奥底で思っていた。
しかしなぜ、1日1日があっという間に過ぎていくのか。
時間を長く感じさせる方法はないのか。
アラサーになった今でこそ、同じように悩める人たちに伝えていきたいと思う。
時間が短く感じる理由
なぜ社会人になると時間が短く感じるのか。
それは時間の過ごし方に関係がある。
土日休みの仕事をしている人は、月曜日から金曜日まで仕事をして土日は休日を過ごす。このサイクルの中で固定のパターンが既にできてしまっているんだ。
仕事の日は会社と家の往復。
ギリギリまで寝て会社に行き、会社が終われば家でゆっくりと過ごす。
楽しみな予定やのんびりした時間は土日に用意して、休みの日を楽しみにしながら仕事を乗り切る。
この仕事中心で物事を考えている生活スタイルこそが、時間を短く感じさせている理由なんだ。
時間の長さは出来事の多さに比例する
なぜ仕事中心の決まったルーティンだと短く感じるのか。
それは圧倒的に体験する出来事が少ないからだ。
試しに文字に起こしてみよう。
これはある人の休日の行動パターンだ。
続いてこちらを見てみよう。
さて、どちらの方が時間を長く感じると思う?
もちろん、後者だ。
人間は、出来事が多ければ時間を長く感じる性質を持つ。
だから仕事中心の決められたルーティンで毎日を過ごしていると、あっという間に時間が過ぎ去っていくように感じてしまうんだ。
出来事の質も体感時間に関係する
「いやいや出来事があっても短く感じるよ」
もしそう思うのならば、自分が普段何をやっているのかに着目してほしいな。
極端に言ってしまえば、仕事に行くことはもちろんのこと、朝食をとることも電車に乗ることも歯を磨くこともすべて出来事なんだよ。
そして、かつてはその出来事一つ一つにも初めては存在していた。
そして初めて何かに取り組むときって、ワクワクしたり不安になったりして経験や刺激を身体に多く取り込んでいるんだよ。
今はどうだ?
日常的に行っているその出来事に刺激はあるのか?
人間は新しいものに挑戦するとき、そこから得る刺激や体験が時間を長く感じさせることができるんだ。
休日は外に出て活動する
もうひとつだけ、時間を長くするコツを紹介する。
それは代謝を利用する方法だ。
新陳代謝が活性化しているときは心的時計が早くなる。
風呂に入っているときに、30分は入ってる思いきや10分しか経っていなかったという経験はあるかな?
これも代謝が高まっているからだろう。
この原理に当てはめると、休日は家でのんびり過ごすよりも外で活動的に過ごす方が心的時計が早くなる。
もうそろそろ夕方かな?
あれっ、まだ昼過ぎじゃん……
時たまあるこんな現象は、実はこんな事実が潜んでいたのかもしれない。
まとめ
順調に生きればこの先50年は続く人生。
これを30年に減らすのか、もしくは70年に増やすのか、それは自分次第ってことだ。
平等に与えられている時間だからでこそ、自分好みにアレンジしてみたらいいんじゃないかな。