偉そうに書いているけど、実のところ僕は全くモテない人間だ。
だからでこそ学生時代からどうやったら人に好かれるのかをたくさん調べてきたんだよ。そしたらさ、“聞き上手”ってワードがすごい頻度で出てくるのさ。ここにも聞き上手、あっちにも聞き上手、そっちにも聞き上手……
聞き上手
聞き上手
聞き上手
「もういいよ……」
ってなるくらいに聞き上手について書かれていたんだ。だから、
このところをひも解いて見ていこう(*^▽^*)
なぜ聞き上手が人に好かれるのか
「人の話を聞くことってそんな大事なの?」
「話上手のほうが大事じゃない?」
なんて思う人は少なくないんじゃないかな?また、思っていなくとも人の話を聞くことの重要性を認識していない人は多くいるんじゃないだろうか。まずは、表題の通り、「なぜ聞き上手が人に好かれるのか」について知っていこう。
ひとつ知ってほしいことなんだけど、人間はみんな人に話を聞いてもらいたい欲求を強く持っているんだ。彼女にフラれたとき、悲しいとき、人に話を聞いてもらいたいと思うんじゃないかな?また逆に、彼女ができたとき、嬉しいとき、人に話を聞いてもらいたいよね。
逆の立場だったらどうだろう。
他人の嬉しい話を、悲しかった話を、自分から挙手をしてまでも聞きたいと思うかな?おそらく思わないでしょう。
それが答えだ。人の話を気持ちよく聞いていられる人のところには自然と人が集まるんだ。みんな話を聞いてもらいたいから。
そういえば、高校時代に「暇コム」というものが流行っていたんだ。
暇コムをかける人は、たいてい自分が話したいという理由で掛けていた。人の話が聞きたくって暇コムをする人なんてそうそういなかった。そういえば僕もよく1時間や2時間、友達の餌食になったことがある。
いかに聞き上手が好感度を上げられるかが伝わったかな?そしたら今度は、どうすれば聞き上手になれるのか、具体的に方法を説明していこう
聞き上手による人に好かれる聞き方4選
聞き上手のポイントはひとつ。だれも君のアドバイスなんて求めていないってことを自覚するところから始まる。相手は話を聞いてもらいたいし共感してほしいんだ。このときだけは、都合のいい話し相手になってあげるんだ。そうすれば、
「〇〇さんに話すとすっごく気持ちがいいわ」
といった感じで聞き上手の印象が相手には与えられ、次もまた君のところにやってくる。
それでは順番に紹介していこう(*^▽^*)
相手の話に興味を持つ
人は話を聞いてもらいたいんだ。だから間違っても話を折るようなことはしてはいけないよ。ただただ相手の話を聞き、相手が何を伝えたいのか興味を持つことから始める。
職場に可愛い子がいたとしよう。その子は自分のことなんて見向きもしないんだ。交わす言葉といったら「おはようございます」がいいところ。
そしてもうひとり、顔は普通の子がいたとしよう。その子はどうやら自分に興味を持っているらしく、暇さえあればよく話を持ち掛けてくる。
さて、君はどちらの子に意識を向けるかな?
人は自分に対して興味を持ってくれる人に対して興味を抱く傾向があるんだ。その証拠に、好きになられた途端に相手のことを意識し始めたりするじゃない?好きになられて好きになっちゃう人っているじゃない?
だから相手の話に興味を持って聞くことは、コミュニケーションにとってとっても重要なことなんだ。
相づちを打って聞いてるアピール
せっかく相手の話に興味を持っているのに、それが伝わらないんじゃ意味がないよね。相づちも何もなかったら相手はトーテムポールにでも話しているんじゃないかと勘違いしてしまうぞ。
だから、「ウンウン(*^▽^*)」などと簡単な相づちを打つんだよ。
慣れてきたら応用編。
「はぇ~そんなんあるんですねえ~」
「いやぁ、さすがですねえ~」
なんて相づちを打てば、より人間味が増して不自然なく相づちが打つことができるようになるぞ。
リアクションがイイ
べつに床に転げ落ちろなんて無茶は言わない。ただリアクションが悪いと話した側は伝わったのかどうかも全く分からないし、会話自体が不完全燃焼になる可能性が高い。
相づちにも言えることだが、話のオチには「なぁ~るほどぉ」とか「そうなんだねぇ!」といった感じで明るくリアクションをしてあげよう。あ、同じリアクションばっかりしていたらそのリアクションは効能が切れて逆効果になるぞ。
ちゃんと会話の内容に合わせてリアクションを用意してあげるんだ。
笑顔
これはもう、よく言われることだよね。眉間にシワを寄せている人なんかに話しかけたくないもんね。
笑顔は笑顔でもほどよい笑顔が相手には好印象だよ。何も写真を撮るわけじゃないんだから、日常的にあり得る範囲の笑顔を向けてあげよう。ちなみに、悲しい話題のときに笑顔は禁物だからね。
1発で嫌われるぞ。
人に嫌われるヘタクソな聞き方5選
続いては絶対にやってはいけない聞き方だ。ポイントは、相手のことを第一に考えていないと聞き上手にはなれないってことだ。
自分がされたと思って次のパターンを見ていってくれ。
息を吐くように相づち
いくら相づちを打ったほうがいいと言ったって限度がある。
「あのさぁ、こないだね……」
「ウンウンウンウン(*´з`)」
「さやかって覚えてる?ばったり会ったんだよね」
「アーッウンウンウンウンウン(*´з`)」
「……ってかさぁ、ちゃんと聞いてんの?」
「ウンウンウンウーンウンウン(*´з`)」
「なによ……もういいよ」
「ウンウンウンウンウンウンウンウン(*’▽’)」
どうだい?相づちの打ち過ぎはわざとらしくなり、相手に不快感を与えてしまうんだ。これでは、相手の話に興味を持っていないからね。嫌がられて当然だ。
話を折る
これはもう……最悪だよね。話したいのに自分の話を折られるんだよ。
いやいやいや、まだ僕が喋ってるんですけど?
って真顔で言いたくなるわ。
いくら途中で意見を言いたくなっても我慢しよう。相手に気持ちよく過ごしてもらうんだ。話を折った結果残るのは、微々たる満足感とそれをはるかに超えた、自分に向けられる嫌悪感だけだ。
否定意見ばっかり言う
「こないだ上司に怒られたんだよ。マジ無理ー」
「え、ちょ……wwそれお前が悪いじゃんww」
「そうかな?それなら気を付けるよ」
「いやいやいやwカンタンに認めんなって。お前のそーゆーとこがダメ」
「はぁ?さっきから意味分かんないんだけど」
「はいでましたウソ!分かってるクセに分からないとかいうウソwwウソだウソだ!ウソウソウソウソ!」
何度も言う。相手はただただ話を聞いてもらいたいだけなんだ。君の意見なんか聞いちゃいないんだ。否定意見をしたら「あの人は分かってくれない」なんて言われ、二度と君に話なんかしてこなくなるぞ。
逆に相手を遠ざけたいときには有効かもしれないね(*^▽^*)
余計なアドバイスをする
相談があるんだけど……とか言ってくるクセに相談なんか求めていないヤツだっている。相談と見せかけて話をただ聞いてもらいたいだけの相談詐欺があちこちで起こっているんだ。
「もうどうしよう……」
とか言われると
「ここをもっとこうすればいいと思うよ」
なんてアドバイスしたくなるんだよね。優しい心でさ。でもね、ヤツらは言うんだよ。
「いや、でもそれは違うんだよねー」
そうなんだ。何度も言うけど、だれも君の意見なんて求めていないんだ。
え、相談って言ったじゃんか……(´゚д゚`)
うんうん、納得しないよね。ワカルワカル。
でもね、これが近年横行している相談詐欺ってやつなんだ。いかにも相談に乗ってほしいような雰囲気で話しかけといて実は話を聞いてもらいたいだけというオチ。これに多くの人が欺かれているんだ。
気を付けろ!
アドバイスは、極力求められたときにだけする。これが聞き上手なんだ。
話泥棒
先ほど相談詐欺の手口についてお話をしたばっかりだが、実はこちらが加害者になる可能性もあるんだ。
話泥棒……
それはいかなる話でも自分の話にすり替えてしまい、話を丸ごと盗んでしまうヤツのことを言うんだ。これはもう話にならない……
相手は話を聞いてもらいたいんだ。こっちが話をかっさらってどうしろっていうんだ。こんな粗相をした日には、あっという間に話泥棒の称号が広がってしまうだろう。
相手にとっても同じで、大切な話なんだ。それを赤の他人が盗むことなんて、許されはしないんだよ。……いいかな?
自分の話は相手の話が終わってからにするんだ。
誰も自分の話なんか興味ないって心に言い聞かせるんだ。
まとめ
聞き上手になる方法は難しかったかな?ちょっと注意点の方が多かったかもしれないけど、押さえておくポイントはとってもシンプルだ。
テクニックだけでどうにかしようとしてもボロが出るからね。心から相手の話をしっかり聞くからでこそ、テクニックがより一層輝くんだ。
最後まで読んでくれてありがとう(*^▽^*)